私たちのスピリットは、より遠くへ、より早く、私たちの限界を超え、境界を越えていきます。 私たちはゴールを達成することの意味を常に探し続けるのです。工業デザインの世界で作り出される、 新しい素材、新しいプロセス、そして新しい技術は、新しいビジュアルや表現、言葉、形状、線、 色、パターンを生み出し、私たちの気持ちを鼓舞し、魂をより豊かにしていきます。
  私にとって「G3」ケースのデザインは大きな挑戦でした。素材は、その内側に 独特のエネルギーを秘めた、大変に強力でエキゾチックなものであり、大胆で ありながら、非常に緻密な計算も同時に要求されました。私にとっては一般的な 技術や先にあるもの、そして未来の探求というものを代表するものでした。 決して最新ではないのに、その価値を知る人がすくないカーボンファイバーという 素材は、次世代のビジュアルと21 世紀の言語を創造する機会を、私に与えてくれ ました。

受賞歴
1997年 : 第10回コイズミ国際学生照明コンペ(大阪)入賞
1999年 : ベルグラード商工会議所賞
2000年 : 第31回 セルビア工業デザイン展示会 ULUPUD賞
2001年 : BraunPrize(ドイツ・フランクフルト)入賞
2001年 : LGエレクトロニクスデザインコンテスト(韓国・ソウル)入賞
2002年 : 日本の文化庁プログラムにより招請 日本において工業デザインに従事
2003年 : 第34回 セルビア工業デザイン展示会 ULUPUD賞
2003年 : 国際デザインコンペティション大阪2003 銀賞受賞
2003年 : BraunPrize(ドイツ・フランクフルト)入賞
2003年 : Funksionコンペティション(セルビア・ベルグラード)1等賞
上記コンペティションをはじめとする展示会に出展するとともに、2005年5月から6月には、単独での展示会をベルグラード市で実施。
デザイナープロフィール
Nikola Knezevic
(ニコラ・ケネセヴィッチ)
1973年:旧ユーゴスラビア ベルグラード生まれ
1998年:ベルグラード大学芸術学部卒工業デザイン専攻
現在:同大学助教授(工業デザイン)であるとともに、工業デザイナーとして様々な有名メーカーの商品開発プロジェクトに工業デザイナーとして参画。主にヨーロッパで活躍。また2002年には、日本の文化庁のプログラムで来日した経験もある知日派でもある。 2004年11月には、日本に設立されたニコラデザイン・アンド・テクノロジーに取締役チーフデザイナーとして参画し、今後の日本における彼のプレゼンスも期待される。


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